デバイスやアプリの向上&普及によって、より気軽にお気に入りの音楽を聴けるようになりましたが、アーティストと会場での一体感が楽しめるライブも依然人気のままです。都内には数多くの音楽会場がありますが、ここでは特に有名なライブ会場を分野別にご紹介していきます。
東京で最も有名&収容観客数の多いライブ会場
ロックの殿堂と呼ばれている日本武道館は、その収容人数は1万人に満たないものの(アリーナ席、1階席、2階席、立見席を合わせて9844席)、この王道会場でのライブを目指すアーティストは後を絶ちません。武道館で収まりきらないアーティストは、収容人数50,000席を誇る東京ドームでライブを実施します。建物の構造が音楽専用ではないため、音響の悪さは否めませんが、ドーム一体となってのライブは最高です。Bz、嵐、EXILE、安室奈美恵などがドーム常連です。海外からはテイラースウィフトやエドシーランもドーム公演を果たしています。
上品でマルチタスクな国際会場
クラシック音楽も安心して公演できる設備が整った会場に、東京国際フォーラムがあります。5000席を完備する室内ホールは日本最大規模で、合計8つのホールと31の会議室があります。用途はコンサートからミュージカル、一般向けイベントやフェア、会議と様々です。丸の内有楽町駅直結という立地条件が非常に良く、雨の日でも濡れずに会場に向かうことができます。国内外アーティストがご贔屓するのも納得できる洗練されたデザインは、訪れるすべての人に特別な時間と空間を提供しています。最近では、倉木麻衣がデビュー20周年コンサートを開催しています。
都内No.1のライブハウス
お台場にあるライブハウスZepp Tokyoは、オールスタンディング時には2709人も収容できる国内最大の室内ライブハウスです。交通の便が悪い(交通費も高い!)のと、建物の構造が効率的でないなどのマイナス面もありますが、広い室内とライブハウス独特の照明によってライブが一番盛り上がる会場となっています。限りなくステージに近い最前列は、激しいモッシュによって前後へ押されることが予想されるので、体調が悪い時はやめておきましょう。2019年には誕生20周年を記念した特別イベントが開催され、常連アーティストであるaikoやDIR EN GREY、ラルクアンシエルのHydeなどがゲスト参加しました。ビートルズやローリングストーンズのお宝映像を上演したりと、演奏ライブ以外にも来場者を楽しませるイベントを多く開催しているのが特徴です。